高知県産学官民連携センター

色・サイズ

背景色
文字サイズ
  • 標準

  • 拡大

2019/01/16 第17回シーズ・研究内容紹介「養殖魚の寄生虫症対策」|産学官民連携センター

更新日 : 2019/03/07
開催日 : 2019/01/16
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知県水産試験場 増養殖環境課 主任研究員 齋田 尚希 氏
開催場所 : ココプラ

 

講師

●高知県水産試験場 増養殖環境課 主任研究員 齋田 尚希 氏

齋田 尚希 講師

【プロフィール】
高知大学農学部栽培漁業学科卒業(2006年)
高知大学大学院農学研究科栽培漁業学専攻修了(2008年)
高知大学大学院総合人間自然科学研究科黒潮圏総合科学専攻中退(2011年)
高知県庁入庁(2011年) 

【研究分野・テーマ】
魚類防疫、赤潮対策

研究内容

今回は、養殖魚の寄生虫症対策として、白点病とべこ病を中心にリアルタイムPCRを用いた海水中遺伝子量モニタリングによる発生の早期発見技術の開発を紹介しました。寄生虫症は有効な薬剤などが少なく、その対策は養殖魚への寄生をできる限り早期に検知し、避難などの対策を取ることが重要になってきます。今回紹介した研究は養殖現場の海水からDNAを抽出し、それぞれの寄生虫がどの程度存在するか解析し、それに基づいて養殖業者に対して情報を提供することで寄生虫症被害の軽減につなげることを目的としています。

※発表時のスライド(抜粋)

スライド1
スライド2

スライド3
スライド4
 

産学官民連携に対するメッセージ

魚類養殖業は持続可能な産業として注目されている一方、環境の変化などにより寄生虫症を含めた様々な疾病が発生しており、対策が求められています。魚病については大学等で研究が進められていますが、医学・獣医学に比べてまだまだ未解明の部分が大きいため、産学官民連携で取り組んでいくべき課題だと思います。様々な関係者のご協力をお願いいたします。
 

キーワード

リアルタイムPCR、寄生虫症、魚類養殖
 

関連URL・連絡先

【連絡先】
088-856-1175

 

 
Adobe Reader

PDFファイルを開くにはAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerは、無料で以下のリンクからダウンロードできます。
「Adobe Reader」のダウンロードはこちらです。