更新日 : 2019/11/01
講師
●高知学園短期大学 医療衛生学科 歯科衛生専攻 坂本 まゆみ 准教授

【プロフィール】
高知学園短期大学保健科(現:医療衛生学科歯科衛生専攻)卒業 (1987年)
新潟大学大学院 博士後期課程(医歯学総合研究科 口腔生命福祉学専攻)修了 (2018年)
博士(口腔保健福祉学)(2018年)
高知学園短期大学医療衛生学科歯科衛生専攻 非常勤講師 (2010年~)
高知学園短期大学医療衛生学科歯科衛生専攻 講師 (2012年~)
高知学園短期大学医療衛生学科歯科衛生専攻 准教授(2019年~ 現在に至る)
【研究分野・テーマ】
高齢者における食支援と口腔健康管理について
研究内容
超高齢化社会を迎え男女ともに平均寿命が延長しているなか、介護保険においては運動器の機能向上や栄養、閉じこもりや認知症、うつへの対応の予防改善とともに口腔機能の向上も地域包括支援センターにおけるポピュレーションアプローチとしての食生活の改善や歯科健診・口腔機能事業が実施されています。施設入所者においても口腔機能や咀嚼機能を重視し、栄養吸収の入口である口の機能を改善・把握したうえで栄養管理を行うことを歯科と栄養をはじめとした多職種協働で行っています。「口から食べること」のトラブルを早期に発見し歯科医療につなぐことで有意義かつ効率的な連携ができます。特に認知症の方や自発摂食能力が低い方には、口腔衛生管理の継続やSFDを指標とした日常的なアセスメントに基づいた食支援を支えるとともに、サルコペニアの予防とQOL(生活の質)を維持向上し、ケアの質の向上や健康寿命の延伸にも貢献できると考えます。
※発表時のスライド(抜粋)


関連情報(特許・書籍等)
【書籍】
共著)平野浩彦,枝広あや子,野原幹司,坂本まゆみ「認知症高齢者への食支援と口腔ケア」株)ワールドプランニング2014年
共著)晴山婦美子,塚本敦美,坂本まゆみ「看護に役立つ口腔ケアテクニック」株)医歯薬出版2008年
【論文】
坂本まゆみ,渡邊 裕,葭原明弘「特別養護老人ホーム入所者における自発摂食評価と死亡率との関係:2年間の縦断研究」
キーワード
口腔の働き、口腔機能向上、食支援
連絡先・関連URL
【連絡先】
088-840-1121

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