高知県産学官民連携センター

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2018/02/07 平成29年度 第19回シーズ・研究内容紹介「高知県農業技術センター果樹試験場の取り組み 種なしブンタンを目指して」|産学官民連携センター

更新日 : 2018/02/14
開催日 : 2018/02/07
時間 : 15:30-17:00
講師 : 高知県農業技術センター果樹試験場
開催場所 : ココプラ

 

高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内5つの高等教育機関(高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。原則、隔週 水曜日 開催(毎月第1回開催分は15:30-17:00、それ以外は18:30-20:00開催)。申込〆切は開催2日前の月曜日。定員36名(無料)。どなたでも参加可能です。                           新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。

 

日時

 

平成30年2月7日(水)15:30-17:00(PM3:30-PM5:00)

 

講師とテーマ

 

テーマ【1】土佐文旦の種なし化

講師:高知県農業技術センター 果樹試験場 主任研究員 廣瀬 拓也 氏
 

テーマ概要:

高知県の特産カンキツである土佐文旦の果実に含まれる種は、食べる際に取り出さなければならず、手間がかかります。果実の消費量が低迷している近年、食べる手間のかかる品目は敬遠される傾向がある一方で、手軽に食べられるカットフルーツなどの需要は増加しています。こうした需要に応えるため、果樹試験場では土佐文旦やヒュウガナツ(小夏)の種なし果実を安定的に生産できる技術の開発に取り組んできました。今回は土佐文旦の種なし果実の作り方と題して、土佐文旦には種がどうして入るのかを踏まえ、栽培方法により種なし化を実現する技術、種なし果実の安定生産及び高品質化技術を中心に紹介します。

 

テーマ【2】種なしブンタン新品種の育成

 

講師:高知県農業技術センター 果樹試験場 主任研究員 中平 智章 氏

テーマ概要:

近年、生鮮果実の家庭消費が減少を続けている中、カットフルーツを始めとするフレッシュな果実加工品の需要は増加しています。高知県の特産品である「土佐文旦」は、種の多さなどから、カットフルーツなどの加工には不向きといえます。そこで、果樹試験場では加工需要等にも対応できる種なしブンタンの育成に取り組んでいます。平成27年からは農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業を活用して広島県等と共同研究を行い、「安定生産を実現するかいよう病抵抗性を付与した無核性レモン及びブンタン新品種の開発」を行っています。今回は新品種の育成方法や、これまでの研究で明らかになった新品種候補の特性について紹介します。

 

こんな方にオススメ  ▶ 果実を利用する食品加工企業の皆さま ▶農協等生産者団体の皆さま  ▶小売店の皆さま

 

定員

 

36名

 

場所

 

高知県産学官民連携センター ココプラ

780-8515 高知市永国寺町6番28号
(高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス 地域連携棟1階)

ココプラ地図

● 会場併設の駐車場(無料)をご利用いただけますが、数に限りがあります。
● 周辺に有料の駐車場もございますが、来場に際しては、公共交通機関をご利用くださいますようご協力をお願いいたします。

 

申し込み締め切り

 

平成30年2月5日(月)

※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。


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