高知県産学官民連携センター

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2020/10/28 令和2年度第4回シーズ・研究内容紹介「地球環境と雲降水現象」|産学官民連携センター

更新日 : 2022/03/01
開催期間 : 2020/10/28 〜 2020/11/04
講師 : 高知工科大学 環境理工学群 端野 典平 准教授
開催場所 : オンライン配信

 
 
 
第4回シーズ・研究内容紹介
 

高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内7つの高等教育機関(高知県立大学、高知工科大学、高知大学、高知学園大学、高知リハビリテーション専門職大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。どなたでも参加可能です。
新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。

 

内容

講演テーマ「地球環境と雲降水現象」

 地球の大気を構成する物質には気体と液体や個体の粒子があります。気候予測において、二酸化炭素等の温室効果ガスと比べて粒子から成る雲が与える影響はよくわかっていません。また豪雨予測の向上には、エアロゾル粒子から降水粒子までの成長過程の理解を深め、その理解を適切な形で数値予報モデルに取り込む必要があります。現在、北極の地表面付近で頻繁に観測される雲を中心に研究しています。その北極の地表面気温の上昇速度は、他の地域と比較して約2倍で、夏季の海氷面積は減少の一途をたどっています。海氷が海面に置き換わると、太陽光をさらに海が吸収し地表面の反射率を減少させ、気候に影響を与えますが、雲や降水の役割は何でしょうか?また予測できるのでしょうか?
 この発表では、雲が成長する物理過程について解説し、雲の気候や豪雨への影響、北極の雲の数値シミュレーション研究や、地球環境の観測として有用な衛星データについて紹介します。
 
<キーワード>
雲降水現象、気象モデリング、衛星リモートセンシング
<特にこんな方にオススメ!>
気象予報や防災情報の発信に関わる企業の方、気象データの民間利用を検討されている方、地方自治体の防災に関わる方
 

講師

 高知工科大学
 環境理工学群 准教授
 端野 典平(はしの てんぺい)氏

講師プロフィール

【学位】 Ph.D.(Doctor of Philosophy)

【経歴】
1999年 京都大学工学部土木工学科卒業
2002年 アイオワ州立大学土木環境工学修士課程修了
2007年 ウィスコンシン州立大学大気海洋科学博士課程修了
2007年 ウィスコンシン州立大学大気海洋科学ポスドク研究員
2010年 東京大学大気海洋研究所 特任研究員
2013年 台湾中央研究院環境變遷研究中心 博士後研究員
2015年 九州大学応用力学研究所 助教
2018年 名古屋大学宇宙地球環境研究所 特任助教
2018年 高知工科大学環境理工学群 准教授

 

参加方法、配信日時ほか

配信日時
 

参加方法

参加方法
 

参加費

 

無料

 

申込方法

下記の「お申込みはこちら」をクリックし、必要事項を記入のうえお申込みください。


〈問合先〉
高知県産学官民連携センター「ココプラ」
TEL:088-821-7111
FAX:088-821-7112
E-Mail:info@kocopla.jp

申込締切   2020年10月27日(火)

 ※当日参加も可能ですが、事前に申し込みされた方を優先させていただきます。

 
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