高知県産学官民連携センター

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2018/07/04 第5回シーズ・研究内容紹介「人の認知するしくみと効果的な英語教育」|産学官民連携センター

更新日 : 2018/07/12
開催日 : 2018/07/04
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 佐々木 昌太郎 講師
開催場所 : ココプラ

 

講師

●高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 佐々木 昌太郎 講師 

佐々木 昌太郎 講師

【プロフィール】
札幌大学大学院外国語学研究科修士課程修了 修士(英語学)(2014年)
札幌新陽高等学校 教諭(2010年4月~2016年3月) 
高知工業高等専門学校ソーシャルデザイン工学科 講師(2016年4月~現在)

【研究分野・テーマ】
認知言語学、英語学

研究内容

我々が言葉で表しているのは「外界に存在する出来事や状況」ではなく、それらを知覚・認識することで「脳内に生じているイメージ」であるということが脳科学認知言語学の先行研究からわかっています。
このように考えると、同じ出来事や状況を見ていたとしても捉え方に違いがあれば、脳内に生じるイメージは異なり、その違いが言葉にも反映されているということになります。
実は日本語話者と英語話者の出来事に対する捉え方は異なり、この違いは日本語と英語の特徴に明確に表れています。
このような捉え方の違いが日本人が英語を苦手とする1つの要因であると考えられます。
また、このような日本語話者と英語話者の捉え方の違いを踏まえると、日本人英語学習者にとっての効果的な英語教育法についても考えることが出来ると思います。

※発表時のスライド(抜粋)

スライド1
スライド2

スライド3
スライド4
 

産学官民連携に対するメッセージ

私の専門分野は、人が日常的に使用している「見る、比較する、同じグループとしてまとめる」などの認知能力がどのように言葉に反映されているのかという視点から、言葉の本質を明らかにすることを目的としており、認知言語学という分野になります。
また、認知言語学の研究成果からどのように英語教育を改善していけるか、ということも研究のテーマとしています。
 

関連情報(特許・書籍等)

【主要論文】
佐々木昌太郎『Virtual Eventから捉えたto不定詞の認知メカニズム』(日本認知言語学会論文集第18巻)2018年
 

キーワード

認知言語学、日本語と英語の違い、英語教育

 

関連URL・連絡先

【連絡先】
E-mail:ssasaki@kochi-ct.ac.jp

TEL:088-864-5651

 

 
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