更新日 : 2018/09/18
開催日 : 2018/09/05
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知県立大学 看護学部 永井 真寿美 助教
開催場所 : ココプラ
講師
●高知県立大学 看護学部 永井 真寿美 助教

【プロフィール】
鳥取大学医学部保健学科看護学専攻卒業(2006)
助産師として産科病棟、NICUなどに勤務(2006~)
高知県立大学大学院看護学研究科博士前期課程修了(2015)
高知県立大学看護学部 助教(2015~)
【研究分野・テーマ】
母性看護、家族看護、家族形成期、ヘルスリテラシー
研究内容
ヘルスリテラシーとは、健康に関連した日常生活の場での判断や意思決定のために、情報にアクセスし、理解し、評価し、応用するための知識や能力のことをいいます。
結婚によって新たに誕生した家族は、年齢的にまだ若く、健康問題に取り組んだ経験が少なく、健康への関心も低いといえます。
しかし、妊娠・出産・育児を通して、生活の中で健康を維持・増進させるための知識や生活習慣を身に付けていくことを尊び、家族の生活に合わせて情報を変換していくというヘルスリテラシーを獲得しています。
何を知らせ、何を知らせないかをそれぞれの家族や個人で慎重に考えながら、お互いの情報を交換し合い、相互の理解を深めるだけでなく、各自が抱えている問題を適切に処理する知恵を生み出そうとしています。
第1子の妊娠・出産への取り組みによって、個人、家族集団それぞれのヘルスリテラシーが発達していくと考えています。
※発表時のスライド(抜粋)


産学官民連携に対するメッセージ
人々が自らの健康をコントロールするためにはヘルスリテラシーを活用することが必要不可欠であり、人びとが、容易に自分たちが暮らすコミュニティが発信する健康情報にアクセスできるよう、地域社会の特徴に合わせて情報発信方法を工夫する必要があると考えています。
キーワード
母性看護学、家族形成期、ヘルスリテラシー
関連URL・連絡先
【関連URL】
http://www.u-kochi.ac.jp/~kango/staff/asp_nagai.html
【連絡先】
nagai@cc.u-kochi.ac.jp

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