高知県産学官民連携センター

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2019/01/30 第18回シーズ・研究内容紹介「飲み水は飲める水?」|産学官民連携センター

更新日 : 2019/02/19
開催日 : 2019/01/30
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知県立大学 健康栄養学部 小林 淳 教授
開催場所 : ココプラ

 

講師

●高知県立大学 健康栄養学部 小林 淳 教授

小林 淳 教授

【プロフィール】
1989年 東邦大学薬学部卒業
1991年 東邦大学大学院薬学研究科修士課程修了
1994年 金沢大学大学院自然科学研究科博士課程修了
1994年 国立公衆衛生院 研究生(1年)
1995年 金沢大学医学部付属病院検査部 衛生検査技師(4年)
1999年 金沢大学医学部保健学科検査技術科学専攻 助手(8年)
2007年 順天堂大学医学部 助教(4年)
2011年 日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科 講師(6年半)
2018年後期より現職

【研究分野・テーマ】
公衆衛生学、分析化学

研究内容

今回の講演では、飲料水の”作り方”や”安全性の確保”について述べました。その中でも代表例は「水道水」で、それ以外に「井戸水」や「ミネラル水」の飲用頻度が高いと思いましたので、それらの作り方・検査法について説明しました。
まず水道水についてですが、日本の場合、多くの水源が確保できることが多いので、水道水の作り方も簡素であり、結果として非常に安価に作れるというメリットも生じています。ただし大都市の場合には下水を加工して水道水に再利用する場合もあり、また動物や人が清浄な水道水の調製を妨げることがあり、さらに近年のグルメ志向から、それに対応した多くの検査を行っているのが実情です。井戸水については、地下水をくみ上げたものになるので作製という概念はありませんが、共用である場合を除ききちんとした検査をしていないことが多いので注意が必要です。ミネラル水の場合は作り方(加工方法)によっていくつかの種類があり、また食品という概念で検査が行われています。

※発表時のスライド(抜粋)

スライド1
スライド2

スライド3
スライド4

スライド5
スライド6
 
スライド7
 

産学官民連携に対するメッセージ

公衆衛生に関する様々なテーマを検討しています。飲料水に関わらずこういうことを一緒にできないか、こういう疑問があるという意見をお聞かせいただければ、その場で解決できなくても共同で行えることがあるかもしれないと考えております。
 

キーワード

飲料水、水道水、ミネラル水
 

関連URL・連絡先

【連絡先】
088-847-8597

 

 
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