高知県産学官民連携センター

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2017/11/29 平成29年度 第15回シーズ・研究内容紹介「食品の異物検出・真贋判定への光活用と、新素材の食品への応用」|産学官民連携センター

更新日 : 2017/11/30
開催日 : 2017/11/29
時間 : 18:30-20:00
講師 : 高知大学 自然科学系 農学部門 河野 俊夫 教授
開催場所 : ココプラ

 

高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内5つの高等教育機関(高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。原則、隔週 水曜日 開催(毎月第1回開催分は15:30-17:00、それ以外は18:30-20:00開催)。申込〆切は開催2日前の月曜日。定員36名(無料)。どなたでも参加可能です。                           新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。

 

日時

 

平成29年11月29日(水)18:30-20:00(PM6:30-PM8:00)

 

講師

 

高知大学 自然科学系 農学部門

 

 

 

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河野(かわの) 俊夫(としお) 教授

【プロフィール】

九州大学大学院農学研究科農業工学専攻博士課程中途退学(1990年3月)

九州大学農学部 助手(1990年4月)

文部省在外研究員(米国ノースカロライナ州立大学) (1998年1月~12月)

高知大学農学部 助教授(1999年8月~)

国立大学法人高知大学農学部 准教授(2007年4月~)

国立大学法人高知大学教育研究部自然科学系農学部門  教授(2010年4月~)

テーマ

 

食品の異物検出・真贋判定への光活用と、新素材の食品への応用

 

 

テーマの概要(講師より)

 

 

「食品に入っているはずのないものが入っていた」というニュースは、スマートフォンの浸透によって、消費者から直接、社会に拡散するようになりました。事故発生から社会問題化するまでの時間が、ひと昔前とは比較にならないくらい短いです。このため、食品メーカーにとって異物混入の事故は、いまや企業倒産の導火線になりました。製造機械の破損によって混入する金属類は、X線検査によって技術上は発見できるようになっていますが、いまだ混入事故が絶えません。さらに、金属異物よりも発見が困難なものが、非金属異物、そして生物系異物です。
 非金属異物の一部はX線技術の進展によって一部は発見できるようにはなりつつあります。一方で、生物系異物は食品と共通した成分が多数含まれているため、発見が困難です。そこで、この研究では、食品と異物との、成分や組成のわずかな違いを手がかりに、食品を切って中身を確かめることなく、非接触での異物検出に挑んでいます。具体的には、光センシングとAI技術との組み合わせで、異物の有無とその種類を推定します。また併せて、食品偽装防止技術およびその他の技術研究を紹介します。



●キーワード:異物検出、真贋判定、新素材の食品応用

 

 

特にこんな方にオススメ

 

 

・食品製造機械メーカーの皆さま 
・食品製造企業の皆さま 
・海外食品輸入企業の皆さま

 

 

定員

 

 

36名

 

 

場所

 

 

高知県産学官民連携センター ココプラ

780-8515 高知市永国寺町6番28号
(高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス 地域連携棟1階)

 

ココプラ地図

● 会場併設の駐車場(無料)をご利用いただけますが、数に限りがあります。
● 周辺に有料の駐車場もございますが、来場に際しては、公共交通機関をご利用くださいますようご協力をお願いいたします。

 

申し込み締め切り

 

 

平成29年11月27日(月)

※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。

 

 

 

 

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