更新日 : 2022/02/09
開催期間 : 2022/01/12 〜 2022/01/19
講師 : 高知県工業技術センター、高知県立紙産業技術センター、高知県海洋深層水研究所
開催場所 : オンライン配信
講師
■高知県工業技術センター
(1)食品開発課 主任研究員 下藤 悟
(2)生産技術課 研究員 島内 良章
(3)資源環境課 主任研究員 岡﨑 由佳
■高知県立紙産業技術センター
(4)技術次長 田村 愛理
■高知県海洋深層水研究所
(5)主任研究員 堀田 敏弘
【研究テーマ】
※番号は講師と連動
(1)おいしさの数値化、官能評価
(2)電子情報、IoT/AI
(3)機能性成分、分析化学
(4)紙及び不織布
(5)水産、養殖
研究内容
※番号は講師と連動
(1)味覚センサーなどの分析機器を活用し、味の数値化に取り組んでいます。得られた情報は、営業・販売促進用の資料や新商品開発の市場調査・開発指標の設定に活用されています。
(2)県内モデル企業を設定して生産設備のIoT化に取り組んでいます。企業で現場実証した結果、設備の稼働率や一日の生産数などの情報をリアルタイムで集計することが可能となりました。
(3)「ミソハギ」(Lythrum auceps(牧野博士命名))地上部のアルコール抽出物についての評価の結果、生活習慣病予防につながる抗肥満作用と糖吸収抑制作用がありました。
(4)サステナビリティな繊維として販売されているリヨセル繊維を用いたシート(紙)の試作に取り組みました。湿式法では、解繊処理時間がシート物性に大きく影響し、乾式法では、リヨセル不織布は、同種のレーヨン繊維不織布と比較して、湿時引張強度が強くなる傾向がありました。
(5)海洋深層水を用いたサツキマス陸上養殖に取り組みました。早期に海水馴致を行うことで淡水使用量を削減でき、同時に海水飼育期間の前倒し拡大によって魚体の大型化が期待できます。また、光周期調節を行うことで成熟を制御し、出荷期間の延長などが期待できます。
※発表時のスライド(抜粋)










質疑応答について
産学官民連携に対するメッセージ
※番号は講師と連動
(1)食品のおいしさの数値化についてご興味のあるかたは、お気軽に当センター食品開発課にご相談ください。
(2)IoTやAIに関してお困りごとがあれば、高知県工業技術センターまでお気軽にご相談ください。また、IoT研修等の研修も随時開催しておりますので、ぜひご参加いただき、デジタル技術を身近に感じていただければと思います。
(3)県産植物バイオマス資源由来の機能性製品の開発にご興味のある県内製造業や生産者の皆さまと協力して、新たな商品の開発に取り組んでまいりたいと思いますので、お声がけください。
(4)リヨセル繊維を利用した製品開発にご興味のある県内製造業の皆さまの、新たな商品の開発を支援しますので、お気軽にご相談ください。
(5)海洋深層水を利用した陸上養殖にご興味のある方は、サツキマス以外でもお声がけください。
キーワード
※番号は講師と連動
(1)おいしさ、味覚センサー、官能評価
(2)IoT、データ収集、省力化、生産性向上
(3)機能性成分、抗肥満、糖吸収抑制
(4)リヨセル繊維、不織布
(5)海洋深層水、マス類養殖、早期海水馴致
関連URL・連絡先
■高知県工業技術センター
(1)食品開発課
TEL:088-846-1652
(2)生産技術課
TEL:088-846-1653
(3)資源環境課
TEL:088-846-1651
■高知県立紙産業技術センター
(4)技術次長
TEL:088-892-2220
■高知県海洋深層水研究所
(5)主任研究員
TEL:0887-22-3136

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