更新日 : 2018/01/18
開催日 : 2018/01/17
時間 : 15:30-17:00
講師 : 高知学園短期大学 生活科学学科 学科長 渡邊 慶子 教授
開催場所 : ココプラ
高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内5つの高等教育機関(高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。原則、隔週 水曜日 開催(毎月第1回開催分は15:30-17:00、それ以外は18:30-20:00開催)。申込〆切は開催2日前の月曜日。定員36名(無料)。どなたでも参加可能です。 新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。
日時
平成30年1月17日(水)15:30-17:00(PM3:30-PM5:00)
講師
高知学園短期大学 生活科学学科 学科長
渡邊 慶子 教授
【プロフィール】
修士(学術)(2006年)
博士(生活科学)(2016年)
医療法人仁生会 三愛病院 栄養管理室長(1994年)
高知県・高知市企業団立高知医療センター栄養局 次長(2007年)
高知県・高知市企業団立高知医療センター栄養局 局長(2010年)
高知学園短期大学生活科学学科 教授 学科長(2016年)
資格:がん病態栄養専門管理栄養士
がん専門管理栄養士研修指導師
テーマ
がん患者における食欲低下の要因と食事摂取支援に関する研究
テーマの概要(講師より)
がん患者さんは精神的、社会的な不安に加えて、抗がん剤や放射線療法の副作用による食欲低下などがQOL(生活の質)に著しく影響し、治療や生きる意欲の妨げとなる場合があります。私はこれまでの研究で、入院治療中のがん患者さんの味覚や嗅覚、嗜好などの食変化が、食欲に影響していることを明らかにし、支持療法としての食事摂取支援を行ってきました。
近年、がん治療は外来にシフトしており、働きながら治療をする患者さんや、終末期など、在宅におけるがん患者さんの食事摂取に関わる調査や支援体制が必要となってきています。厚生労働省はがん対策計画として「がん患者の療養生活の質の維持向上につなげること」などを、関係機関が連携し、多職種協働により在宅医療・介護を一体的に提供できる体制の構築と取り組みを推進しています。がん患者さんの食欲はQOLに大きく影響することが分かっていることから、地域連携を視野に入れた支持療法としての食事摂取支援システムの構築が重要課題と考えています。
●キーワード:在宅がん患者、地域連携、食事摂取支援システム
特にこんな方にオススメ
・がん患者さんまたはそのご家族の皆さま
・がん患者さんへの支援に関係する皆さま
・医療機関・在宅支援に関係する皆さま
定員
36名
場所
高知県産学官民連携センター ココプラ
780-8515 高知市永国寺町6番28号
(高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス 地域連携棟1階)
● 会場併設の駐車場(無料)をご利用いただけますが、数に限りがあります。
● 周辺に有料の駐車場もございますが、来場に際しては、公共交通機関をご利用くださいますようご協力をお願いいたします。
申し込み締め切り
平成30年1月15日(月)
※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。

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