高知県産学官民連携センター

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2018/12/12 第15回シーズ・研究内容紹介「藻類の安定的大量培養技術の開発」|産学官民連携センター

更新日 : 2019/07/30
開催日 : 2018/12/12
時間 : 13:15-15:30
講師 : 高知県海洋深層水研究所 主任研究員 竹家 均 氏
開催場所 : 高知県海洋深層水研究所

 

講師

●高知県海洋深層水研究所 主任研究員 竹家 均 氏

竹家 均 講師

【プロフィール】
大阪府立大学工学部応用化学科卒業(2007年) 
大阪府立大学大学院物質・化学系専攻応用科学分野博士前期(修士)課程修了(2009年)

【研究分野・テーマ】
機能性成分

研究内容

藻類の未利用・未開拓の有用二次代謝産物は、疾病治療薬としてだけでなく、疾患予防にも効果があることが科学的に解明されつつあり、医薬品と栄養食品の中間に位置する、栄養医薬品という分野を開拓できる可能性があります。
しかしながら、微細藻に含まれている機能性成分はごく少量です。この成分を多く手に入れるため考えられることとしては、微細藻を大量に培養することや微細藻そのものに含まれる機能性成分の含有量を増やすことなどが考えられます。その中で当研究所では大量培養を中心に行っています。段階的にスケールアップをすることや撹拌方法を工夫することでコンタミネーション(目的物質ではない物質が混入すること)を減らし、7t水槽での培養に成功しました。

※発表時のスライド(抜粋)

スライド1
スライド2
 

産学官連携の事例

微細藻の安定的大量培養技術の開発と有用物質産生能の向上に関する研究
(高知大学津田教授、小野寺助教)
 

産学官民連携に対するメッセージ

今後も藻類を中心に大量培養や機能性成分の有無について研究していく予定です。
 

キーワード

藻類、海洋性カロテノイド、大量培養
 

連絡先

【連絡先】
0887-22-3136

 

 
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