高知県産学官民連携センター

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【開催レポート】土佐経営塾 2024

討議と実践が生む、新たな経営視点——挑戦と成長の4か月

令和6年度「土佐経営塾」が開講し、15名の受講者が約4か月間にわたり学びに挑みました。
本レポートでは、開講から修了までの講座の様子や、受講者がどのように成長していったのかを振り返ります。

 

土佐経営塾とは・・・

「土佐経営塾」は、経営者・リーダー向けの実践型講座として15年の歴史を誇ります。本講座では、経営判断を支える「舵切り力」と、周囲を巻き込む「共創力」を養うことを目的に、全12回のセッションが実施されました

 

本年度も、事前説明会や講師との面接を経て受講者が決定しました。多様な業種・立場の受講者が集い、それぞれが経営に対する課題意識を持って臨みました。受講前には事前課題が課され、すでに開講前から学びが始まっていました。

 

10月13日 令和6年度の『土佐経営塾』が開講

受講生たちは、それぞれの想いを胸に、この学びの場に集いました。開講式では、講座の目的や進行方法が説明され、受講者同士の顔合わせが行われました。受講者は4つのグループに分かれ、今後のセッションで共に学び合う仲間として、チームワークを築いていきます。

全12回のセッションと学びのプロセス

土佐経営塾では、反転授業とケースメソッドを組み合わせた授業方法を採用しており、受講者は事前に課題に取り組み、講義では討議や実践を通じて理解を深めます。受講者同士が主体的に学び合い、経営判断や意思決定のスキルを磨いていきました。
 


講義は、受講者が数値的な理解を深めることから始まりました。会計や財務と経営判断を繋げて理解するために、実際に記帳して作成したPL、BSを基に、多くの時間を投じ、講義内で白熱した討議が重ねられました。講座中盤のセッション6では、これまでのセッションで扱ったカフェの運営ケースを基に、各グループが経営計画を発表。「売上を伸ばすか、コストを抑えるか」といった選択肢を検討し、時には意見が対立しながらも、データをもとに議論を重ね、各チームがそれぞれ最適だと考える判断を導き出しました。


 


セッション8では、各受講者が自らのビジネスを題材にマーケティング戦略を発表。事前準備を重ねて臨んだプレゼンでは、緊張感が漂う中、熱意のこもった発表が続きました。講師や受講者からの鋭い指摘を受け、より現実的な戦略へとブラッシュアップしていく姿が見られました。同じ志を持つ仲間との学び合いを通じ、互いに成長を実感する瞬間でした。

 


講座後半では、経営者としての人格形成をテーマに、リーダーとしての在り方を深く考えました。グループ討議を重ねる中で、地域社会への貢献や社員との関わり方についても議論が交わされました。各自が自らのビジネスの未来を見据え、単なる「経営の知識」ではなく、「どんな経営者でありたいか」を真剣に問い直す時間となりました。

 

2月15日 修了式

全12回を通じて、受講者たちは数々の挑戦と成長を経験しました。修了式では、それぞれの学びと変化を振り返り、時に涙も交えながら、共に歩んできた仲間と達成感を分かち合いました。セッション1での緊張した表情は、修了式では自信に満ちた笑顔へと変わっていました。
 

終わりに

土佐経営塾での学びは、修了とともに終わるものではありません。ここで得た知識や経験は、受講者が今後の経営判断を行う上での大きな支えとなるはずです。共に学び合った仲間との絆を大切にしながら、各々の舞台での活躍を期待しています!