【開催レポート】土佐MBAゼミナール【アドバンス】
仕事の成果を上げる「一歩進んだ」スキルを習得
全5回にわたり、「土佐MBAゼミナール【アドバンス】」を開催しました。本講座は、仕事の成果を高めるための「一歩進んだ」スキルを習得し、現場で実践することで組織をより良い方向に引っ張る力を養いました。
先に開催された「土佐MBAゼミナール【ベーシック】」からの継続参加者もおり、新たな受講者とともに学びに対する意欲の高いメンバーが集まりました。講座は【ベーシック】同様に対話型で進行し、受講者同士の意見交換も活発に行われ、楽しく学べる場となりました。
全5回の講座を通じて、どのような学びが得られたのか、各回を振り返りながらご紹介します。
Day1:組織マネジメント
初回は、組織マネジメントをテーマに、メンバー全員が活躍できる職場の仕組みや雰囲気づくりを学びました。 グループワークでは、指示役と実行役に分かれ、ひもを使ったユニークなアクティビティを実施。受講生たちは戸惑いながらも、相手に伝える難しさを実感しました。
Day2:マーケティング
この回では、「売れる仕組み作り」をテーマに、実際の飲料メーカーを取り上げ、販売戦略の考察を行いました。マーケティングの基本フレームワークを活用しながら、販売手法を深く紐解きながら進行しました。また、事業規模に応じた競争戦略や時代に合わせた販売手法についても学び、グループ討議では活発な議論が展開されました。
Day3:戦略立案と戦術構
「戦略は難しい」という印象を払拭するために、段階的に戦略を立案する方法を学びました。 実際の企業戦略を紐解きながら、専用のカードを使ったワークを実施。各ステップごとに整理し、チームや全体で発表することで理解を深めました。また、具体的な行動に落とし込み、戦術を構築することや、軌道修正の重要性についても学びました。
Day4:会計による意思決定
会計手法ではなく、マネジメント視点で会計数値を読み解き、会社の状況を判断する力を養いました。 架空の店舗のケースを基に、ストーリー仕立てで進行。売上や利益などの数字だけでなく、どのような視点で経営判断を下すべきかを学びました。受講者は電卓片手に試算を行いながら、感覚を養いました。
Day5:ロジカルシンキングによる問題解決
企業が問題を解決する際、どこをどう改善し、どこから取り組むべきかを判断するために、論理的に物事を整理する思考法を学びました。 ロジックツリーを使い、ワークを通じて整理の仕方を実践。受講者は時間をかけて話し合いながら、課題整理の精度を上げるスキルを磨きました。講師は受講者の様子を見ながら、整理のポイントを示し、適宜アドバイスを加えながら進行しました。
講座修了—学びを現場へ活かす第一歩に
全5回の講座を終え、最終日には修了式を実施しました。受講者たちは充実した表情で学びを振り返り、互いに労い合いながら講座を締めくくりました。
受講者の声(アンケートより抜粋)
- 「業務に活かせるスキルを身につけられた」
講座で学んだフレームワークを使って、実際に自身の企画をブラッシュアップできたのが大きな収穫でした。 - 「意見交換が充実していた」
ワークごとにグループで振り返りのディスカッションがあり、受講者同士の意見交換ができたのが良かったです。 - 「他業種の視点も学べた」
異なる業態の方々の考え方を知ることで、多角的な視点を得られました。さっそく実務で活かしたいと思います。 - 「過去に受けた研修の中で、一番わかりやすかった」
ロジカルシンキングやマネジメントの研修は何度か受けましたが、今回は特に実践的で明日からの業務でどう活かすかが明確になりました。現場で活きる学びが得られました。