高知県産学官民連携センター

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【開催レポート】小規模事業者向け事業継続ワークショップ_上半期

事業の“本当の価値”と向き合う4日間!/

小規模事業者向け事業継続ワークショップ」を開催しました

日々の業務に追われていると、自分の事業の“本当の価値”を改めて見つめ直す時間は、なかなか取れないものです。
「このままでいいのか」「もっと成長のチャンスがあるのではないか」
――そんな思いを抱える小規模事業者に向けて、全4回の連続講座を対面形式で行いました。


「棚卸し」から始まり、価値の再発見、未来の構想、そして損益計画の具体化へ


一人では難しい振り返りや整理も、講師の伴走と参加者同士の対話を通じて、着実に進めていきます。会場では毎回、活発な意見交換が行われ、時に笑い声も交えながら、互いに支え合う温かい空気が流れていました。講座が進むごとに、「次に進むための道筋」が見え始めていたのが印象的です。
このレポートでは、その全4回の様子をダイジェストでお届けします。


 Day1|ビジネスの棚卸し、一緒に始めましょう!(6/5(木)開催)

本講座のスタートは、自分の事業の現状と向き合うことから。
ワークシートを使って、日々の業務やサービス内容、抱えている課題などを言語化していきました。
参加者はそれぞれの行う事業について棚卸しした内容をグループで共有。
グループメンバーからのフィードバックが新たな視点をもたらし、「自分だけじゃなかった」という共感や「言葉にすることで気づける」実感につながりました。


Day2|事業価値、再発見しませんか?(6/19(木)開催)

この日は、自分の事業(商品・サービス)の“本当の価値”を再確認する時間。
講師のガイドのもと、競合や顧客の視点を取り入れることで、自社の強みや独自性を見つめ直す作業を行いました。
参加者からは「自分の事業のお客さんについて改めて深く考えるきっかけになった」という声もあり、
価値の再発見があったことが伝わってきました。
また、グループでの意見交換では、率直な感想や質問が飛び交い、多角的に事業価値を考える時間となりました。


Day3|未来の事業構想、一緒に創り上げましょう!(7/3(木)開催)

3回目は、視野を5年後の未来へ。
Day1、Day2を通じて自分の事業を改めて理解したうえで、社会や業界の動向を踏まえた「5年後の理想のビジネスモデル」を描きました。
具体的な行動計画を設定し、「夢を語るだけでなく、実現可能性も考える」ことに挑戦。
参加者同士が真剣にディスカッションする中で、自然にアドバイスし合う様子が印象的でした。



 Day4|事業計画を具体化しましょう!(8/8(金)開催)

最終回は、これまでに描いてきたビジネスモデルを、行動と数字に落とし込む実践の回となりました。
前半は、事前に取り組んだ「5年後のビジネスモデル」と「実現のためのアクションプラン」を共有し、受講者同士でディスカッション。自分の事業の未来について、仲間や講師からのフィードバックを受けながら、ブラッシュアップする時間となりました。
後半は、決算書の基礎を確認しつつ、Excelを使って実際に損益計画を作成。数字を通して事業をとらえることの重要性を学びました。

最後は、参加者全員で「これからの行動」を共有し合い、互いにエールを送りながら講座を締めくくりました。

 

走り切った4日間、次のステージへ!

全4回を通じて、受講者は「自分の事業と真剣に向き合う時間」を走り切りました。数字や計画だけでなく、仲間と語り合いながら得た気づきは、これからの経営を支える大きな財産になるはずです。

下半期も同内容の講座を開催予定です! お申し込みはこちら 

 本レポートを読んで「次は自分も挑戦したい」と思われた方は、ぜひ次回のワークショップにご参加ください。
 あなたの事業に新たな可能性を見出すきっかけとなるはずです!

 


受講者の声(アンケートから抜粋)

実際に参加した皆さんからは、「事業の可能性にワクワクする感覚を持てた」「自分の事業を深掘りできた」といった声も寄せられ、受講を通じて不安が軽減した方や、今後のアクションを明確にできた方も多くいました。

――そのほかの受講者の声