高知県産学官民連携センター

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【開催レポート】「カネ」を活かすワークショップ

\ 数字を味方につけて、ビジネスの「次の一手」を見つける /

「カネ」を活かすワークショップ

 

企業経営において「カネ(会計)」への理解は欠かせません。「会計がわからなければ真の経営者にはなれない。会社経営の実態を表すのが会計上の数字だからだ」という日本を代表する経営者の名言にもあるとおり、会計上の数字から会社の真の姿を見抜くことが重要です。 

 

本講座では、「カネ(会計)」への理解を深め、数字から会社の「真の姿」を見抜く力を身につけるとともに、生成AIを活用して経営の「次の一手」につながるアイデアを考えるワークショップを開催いたしました。

 


 

 

【講座内容】

 

1. 株式投資を切り口に、会社の「本当の姿」を見抜く

 

前半は、株式投資を切り口に、会計の数字から企業の状況を読み解くワークを行いました。
まず、同じ業種の2社の業績と株価の推移を比較し、どちらの企業に投資すると利益が得られるかを予測。その後、結果を確認しながら、株価の値動きに違いが生まれた理由を考えました。
講義では、売上や利益などの財務データをもとに、企業の収益性や経営状況を分析する方法について講師より解説がありました。
株価の動きだけで予想するのではなく、その背景にある会計上の数字に目を向けることで、会計情報を経営判断に活かすための視点を学びました。

 

 


 

2. カフェ経営をシミュレーションし、利益を生み出す仕組みを考える

 

続いて、架空のカフェを題材に、損益計算書(PL)を使った経営シミュレーションに取り組みました。

損益計算書は、一定期間の売上や経費、利益を表す会計書類です。ワークでは、カフェの経営状況を数字から分析し、利益を増やすためにはどのような工夫が必要かを考えました。
例えば、売上を客数や客単価、注文数などの要素に分けて分析することで、どこを改善すれば利益につながるのか具体的な検討ができます。
売上を増やすという漠然とした目標ではなく、会計上の数字から改善につながるポイントを見つけ出すことの大切さを学びました。

 


3. 生成AIとの対話を通じて、経営改善のアイデアを考える

 

後半は、企業の決算データを生成AIで分析し、利益改善のためのアイデアを考えるワークを行いました。

AIが提示した提案をそのまま受け入れるのではなく、「なぜその改善策が必要なのか」「その根拠はどこにあるのか」と問いかけ、提案内容を検証しながらアイデアを磨いていきます。

生成AIは、アイデアを出してもらうためだけのものではなく、自分の考えを整理し、新しい視点を得るためのパートナーにもなり得ます。
会計上の数字という客観的な情報と、生成AIでの分析や対話を組み合わせることで、経営課題を多角的に捉え、改善策を具体化していく方法を体験しました。

 

 


 

まとめ

今回のワークショップでは、株式投資やカフェ経営といった身近な題材を通じて、会計上の数字の背景を読み解く視点を学びました。さらに、生成AIでの分析や対話を通じて、分析した内容を経営改善のアイデアへとつなげる方法を体験しました。
今回の学びが、参加者の皆様にとって、ご自身の事業や日々の業務を見つめ直し、新たな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

 


 

受講者の声(アンケートから抜粋)

・自組織の財務分析や業務改善に活かせると思う。

 

・AIで答えを出すだけではなく、どのように考え、どう答えにたどりつくのかを学べてよかった。

 

・減価償却費の理解ができたので、予算や実績の発表時に活かすことができそう。

 

・AIを使いこなす側にも知識が必要だと改めて感じた。