高知県産学官民連携センター

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【第3回シーズ・研究内容紹介】太陽エネルギーを使ったバイオマスの変換反応



◆発表概要◆
持続可能社会を実現するためには、動植物由来の化合物(バイオマス)の利用は必須です。高知県は県土の7 割~8 割が森林である、日本屈指のバイオマス資源を有する県です。 また、海藻類もバイオマス資源として注目されており、広大な排他的経済水域をもつ日本自体がバイオマス大国であるといえます。 
私たちは特に植物由来のバイオマスを扱っており、例えばセルロース、デンプンなどの糖類、グリセロール、エタノールなどのアルコール類などです。これらを有用な化合物へと変換する技術が開発されていますが、いずれも大きなエネルギーを消費するものです。
そこで私たちは、無尽蔵に降り注ぐエネルギーである「太陽光」を使って、バイオマスを変換するために光触媒を使用することにしました。本発表では太陽エネルギーを使ったバイオマス変換を実現するための、光触媒反応の研究について紹介します。



◆配信◆
配信期間:令和5年9月6日(水)~令和5年9月27日(水)
受講料:無料
実施方法:オンライン(録画配信)


◆講師プロフィール◆
2008年  近畿大学理工学部応用化学科 卒業
2013年  近畿大学大学院総合理工学研究科物質系工学専攻博士後期課程 修了
                 博士(工学)
2014年~ CREST特任研究員(大分大)
2016年~ 高知大学教育研究部総合科学系複合領域科学部門 助教(現在)
【兼業など】
2012年~2014年 日本学術振興会特別研究員(近畿大)
2016年~2018年 大分大学特別研究員
2018年      高知学園短期大学 講師(一般化学)
2018年~       国立高知病院附属看護学校 講師(一般化学)
講師の研究室詳細はこちら


◆産学官民連携に関するメッセージ◆
近年はフードロスも問題となっていますが、これらも資源として使用することで、食料の安定した供給と無駄のない循環を両立することができます。
私たちは、これらバイオマスを有用な化合物やエネルギー(水素、ギ酸など)に太陽光を使って変換する技術を開発しています。


◆関連情報◆
書籍:触媒総合事典(朝倉書店・触媒学会編)


◆環境パスポート対象イベント◆
本講座は環境パスポート対象イベントです。
環境パスポートについてはこちら


◆お申込み◆
申込期限:令和5年9月26日(火)17時まで
※下記のお申込みボタンからお申込みください。
※事前に会員登録が必要です。会員登録後にお申込みください。
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※土・日・祝は申込の受付ができませんので、ご留意ください。
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◆講座視聴後の講師への質問、面談、オンライン名刺交換について◆
視聴後アンケートにて、講師への質問や、講師との面談、オンライン名刺交換のご希望についてお伺いいたします。
視聴後アンケートにて希望の有無をご記入ください。


◆お問合せ先◆
高知県・大学等連携協議会(事務局:高知県産学官民連携課)
〒780-8515 高知市永国寺町6番28号
高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス地域連携棟
高知県立産学官民連携センター「ココプラ」内
TEL:088-823-9781 FAX:088-821-7112
E-MAIL:121701@ken.pref.kochi.lg.jp


申込は終了しました