【再配信】【第4回シーズ・研究内容紹介】研究実績と現在の研究内容について「構音障害児の聴覚を鍛えることば遊び教材集の作製」
◆発表概要◆
言語聴覚士として、言語障害学(嚥下障害を含む)を専門としてきました。この間、JMS社開発の舌圧測定器の臨床的有用性の検証(11病院と共同研究)等を行ってきました。
日常臨床では、鼻息鏡やブローイング検査用具の工夫、発音補助装置の効果判定、呼吸流量計やEPG(電気的口蓋図)の導入による言語療法を実践してきました。
現在は、構音障害児に有効なことば遊びの集成と分析、構音指導用手引きの作成に注力し、さらに言語障害当事者団体の活動支援を継続しています。
このセミナーでは、これらの研究と実践の経緯をお伝えし、人工知能やICT(情報通信技術)の著しい発展(シンギュラリティ―)の迫っている現在における言語聴覚学の進歩と福祉に、産学官民連携の観点から貢献できればと願っています。具体的には言語聴覚療法用の機器の開発、訓練用具やデジタル教材の作成などを考えています。
◆配信◆
配信期間:令和5年3月13日(月)~3月27日(月)
受講料:無料
実施方法:オンライン(録画)
◆講師プロフィール◆
1970年 岡山大学法文学部文学科(言語学専攻)卒業
重症心身障害児施設 旭川児童院言語訓練室勤務
1974年 広島大学歯学部附属病院 言語治療室 勤務(~1994年)
1985年 広島鉄道病院 整形外科 言語療法室 兼務 (~2000年)
1986年 歯学博士 (広島大学)
2000年 広島県立保健福祉短期大学 助教授
(のち四大を経て県立広島大学保健福祉学部に改組)
2009年 県立広島大学保険福祉学部 教授(~2012年)
2013年 広島国際大学総合リハビリテーション学部言語聴覚療法学科 学科長(~2018年)
2019年 高知リハビリテーション専門職大学リハビリテーション学部言語聴覚学専攻 教授
◆特許・書籍情報◆
1. 口唇・口蓋裂児の言語相談―お母さんのためのQ&A―. 医歯薬出版, 1991.(共著)
2. さまよえる患者をどう捉えるか.歯科心身医学領域の症例集. デンタルダイヤモンド社, 1995.(共著)
3. アドバンストシリーズ・コミュニケーション障害の臨床 6 口蓋裂・構音障害. 共同医書出版. 2001.(編著)
4. 嚥下障害とPEG. 富士メディカル出版, 2008.(共著)
5. 嚥下障害の臨床―リハビリテーションの考え方と実際―第2版. 医歯薬出版, 2008.(共著)
◆産学官民連携へのメッセージ◆
我が国初で唯一として土佐市に立地したリハビリテーション専門職大学の特色と専門性を活かし、産学官民連携により医療保健衛生福祉分野の発展に少しでも貢献したいです。
◆お申し込み◆
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お問い合わせ先
高知県・大学等連携協議会(事務局:高知県産学官民連携課)
〒780-8515 高知市永国寺町6番28号
高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス地域連携棟
TEL:088-823-9781 FAX:088-821-7112
EーMAIL:121701@ken.pref.kochi.lg.jp